今作は前作の舞台、三国志より少し前の時代、呉越春秋時代が舞台となります。
三国志よりは知名度的に落ちるかもしれませんが、孫氏兵法書の著者である孫部、
死屍(しし)に鞭(むち)打つ の語源ともなった伍子胥、
近年海外ドラマヒット作で主人公ともなった范蠡(ハンレイ)はご存知の方も多いのではないでしょうか。
これらの人物はもちろん今作でも主要な役割を担っています。
三国志ほどの派手さはないですが、反面人間ドラマは非常に濃く、
クロン吉田流アレンジによって記憶に、そして心に残る話となっています。
デザインは前作は三国志の豪華さや煌びやかさ、ある種の雑多感を強く意識したのに対し
今作では人間ドラマを尊重した比較的落ち着いた?デザインになっています。
発売までもう少しありますが、是非楽しみにお待ちいただければと存じます。
グラフィックディレクター 瀧澤 圭