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雷子「-紺碧の章-」発売に寄せて

2016.01.06

今作は前作の舞台、三国志より少し前の時代、呉越春秋時代が舞台となります。

三国志よりは知名度的に落ちるかもしれませんが、孫氏兵法書の著者である孫部、

死屍(しし)に鞭(むち)打つ の語源ともなった伍子胥、

近年海外ドラマヒット作で主人公ともなった范蠡(ハンレイ)はご存知の方も多いのではないでしょうか。

これらの人物はもちろん今作でも主要な役割を担っています。

三国志ほどの派手さはないですが、反面人間ドラマは非常に濃く、

クロン吉田流アレンジによって記憶に、そして心に残る話となっています。

デザインは前作は三国志の豪華さや煌びやかさ、ある種の雑多感を強く意識したのに対し

今作では人間ドラマを尊重した比較的落ち着いた?デザインになっています。

発売までもう少しありますが、是非楽しみにお待ちいただければと存じます。

グラフィックディレクター  瀧澤 圭

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